2016年3月31日木曜日

まとめ:ベオグラードに約3週間滞在してみて。

セルビアの首都、ベオグラードに約3週間滞在してみて、まとめ。

物価
かなり安いと思う。ペプシの缶が38RSD(約38円)で売ってたり、なんでも安い。ビールが水より安い!
日本円をスムーズに銀行で換金できるから旅慣れていなくても大丈夫!!

治安
ベオグラードの治安はおおむね良好だと思う。夜中の11時、3時、朝の5時に街を歩き回ったけど特にヤバいシチュエーションはなかった。
朝の駅前にあれだけ難民の人々がたむろしていても治安はそれほど悪化していないみたい。
ただ、物乞いは半端なくウザい。

食事
肉料理のグリル系の料理が中心で、レストランで何気なく注文すると、安くてもとんでもない量出てくる。味はおおむね美味しいと思うけど、肉中心なので結構重い。緑の唐辛子が付け合わせでついている。サラダにもこっそり緑の唐辛子が入ってたりでうっかり食べると辛さに悶絶することになる。トマトとチーズがサラダに入っていて、サラダ自体は美味しい。
酒はビールが多い。ビールは苦みが強いものがポピュラーだと思う。
ヨーロッパだからワインが飲みたくもなるかもしれないけれど、セルビア産のワインは少なく、マケドニア産とか近隣の旧ユーゴのワインが多い。
そのほかに、バルカン半島特有のラキアがある。強い酒(フルーツブランデーの類)だけれど香りがとてもよくアルコールの香りをあまり感じない。

言語
公用語はセルビア語で街の看板はキリル文字で書かれている物が多い。クロアチア語と文字のローマ字とキリル文字の違いこそあれ話ことばはほとんど同じ。数詞なんかは他のスラブ系の言葉と共通のものが多いから詳しい人は過ごしやすいのではと思う。ベオグラード市内では英語がおおむね通じるので、とくに不便はない。セルビア国内では田舎に行けば行くほど英語は通じなくなる(というか少し田舎に行っただけで若者にも英語が通じなくなる)。

見どころ
ヨーロッパでもっとも洗練されたクラブ文化を持つ都市の一つ。夜通し騒ぐには最高。

注意事項
セルビア国内を移動する場合、電車よりバスの方が便利。NATOが鉄道網など交通網を破壊して、イマイチ復興しきっていないのが原因らしい。

※2016年3月の情報です。


2016年3月23日水曜日

20日目 /Day 20

今日は雨が降ってた。午前は強めに降ってたし疲れてたから午後から行動開始。
It was raining today. It had been raining hard by noon so I started afternoon.
セルビアで過ごす最後の日ってことでベオグラードを歩き回る。
This is the last day in Serbia so I was strolling along Belgrade.
カレメグダン公園もクネズ・ミハイロ通りもリパブリックスクエアももう一回見ておこうと思った。
I wanted to see Kalemegdan, Knez mihailova and republic square again.
クネズ・ミロシュ通りのあのビルも次来ることがあっても、もうないだろう。
If I will come back to Belgrade again, That building which had been bombed by NATO will not be there.
この国を離れるのは本当に寂しい。海外旅行をするといつも思うことだけど、帰りたくない。
I'll miss Serbia. Whenever I go abroad, I don't want to go back to Japan. Needless to say I don't want to go back to Japan from Serbia.
今回長く旅行したのは、「日本が一番ほっとする」とか「日本に帰りたい」とか普通に思えるようになることも目的の一つだったけど、その目的はどうやらこの先どれだけ旅行しても果たせそうにない。
I will never want to go back to Japan.


2016年3月22日火曜日

19日目 Smederevo

Smederevoにいく。ベオグラードからバスで片道1時間くらいでいける。バス乗り場がいつもと違う方だった。このバスターミナルに行くときに通る公園には朝はWHOだったか赤十字だったか忘れたけどテントがあって、難民の人たちが列を作っていた。僕はただの観光客だから、写真とかはとらなかった。

Smederevoにつくとすぐそばに要塞が。
要塞の中のインフォメーションセンターで地図を「買う」。観光用のフリーの地図がないのに驚き。そんでもって有料の地図のくせに観光地の位置が見にくい。

馬がいて、なんか童心に帰った。この馬も荷車とか引くのかな。



有料だけど高いところに上れて、眺めは抜群によかった。落書き多いな。


要塞を一通り見終わったら市内の中心部へ
 ここにもNATOの空爆についての石碑が立っていた。どこの街に行っても戦争の影がある。
街の中心部にある教会。結局ここも信者の方がいて中は写真が取れてない。

お昼もだいぶ回って遅めの昼食。
鳥レバーをベーコンで巻いたやつ。絶品。ぜひまた食べたい一品だった。

午後はまずこの街のシンボルの樹を見に行った。分かりにくい地図で迷って、それらしい木の前で立っていると、子連れのファンキーな髪型のお父さんが、「お前はおそらく正しい場所にいる。この木はこの街のシンボルだ」って教えてくれた。

次に、この街の目抜き通りに行ってみる。何か選挙のキャンペーンだろうか?スゴイたくさん人がいて、周りを黒塗りの車とか屈強なボディーガードっぽい人とか警察とかが警備してた。

この通りも落ち着かないので有名な教会がちょっと離れたところにあるみたいだから行ってみた。

教会は坂の上にあるみたいだから登ってると、上からおじさんがこっちだと呼んでいる。急いでいって敷地に入れてもらった。



一通り見終わったところで、葬式が始まりそうだったから急いで退散。葬式あるから急いで観光しろって意味でおじさんは呼んでくれてたみたい。

市街に戻って、カフェで一服してからベオグラードに戻る。

2016年3月21日月曜日

18日目 / Day 18

今日は朝遅めに起きてベオグラード市街を散策
カレメグダン公園内を歩き回る。相変わらず眺めがいい。休日をのんびり過ごすにはもってこいだと思う。
I got up late today and strolled along Belgrade.
Kalemegdan commands a fine view of Danube. I think this area is suitable for spending a holiday peacefully.




その後、ドナウ川沿いを歩く。こちら側は初めて来た。たくさん人が歩いてて、ここも休日をのんびり過ごすスポットみたいだ。川から冷たい空気がきて気持ちいい。夜来たら寒そうだ。
After that, I was strolling along the riverside of Danube. This is first time that I come this side. A lot of people was walking, speding a time peacefully. There was nice and cool breeze from the river.  It may be cold at night.



クネズ・ミハイロ通りに戻ってベンチで休んでると、隣に人が座ってきた。ニーハオって声かけてきた。服装とかで見分けてる人が多いらしいけど、今日の服装は中国人っぽかったのだろうか?

その後でお土産とか買いにスーパーへ。そろそろ荷造りもしなきゃな。帰国がだんだん迫ってきてる。

2016年3月20日日曜日

17日目 Vrsac / Day 17 Vrsac

Vrsacへ。バスで2時間くらいかかる。
I took 2 hours to go to Vrsac by bus.

到着すると、とりあえず帰りのバスの時間を調べようとバスターミナルの建物の中へ。
するとおじさんが「ティミショアラに行くならバスじゃなくて鉄道を使わなきゃだめだ」と言ってくる。ティミショアラには行かないって何回も言うけどめっちゃティミショアラ押してくる。
When I arrived Vrsac bus terminal, I entered the building of bus terminal to check the bus departure time for return.
And then, a man called me saying 'You shouldn't take a bus but a Train to go to Timisoara.'
I said I didn't go to Timisoara but he recomended to go to Timisoara many times.

帰りのバスはまあ頻繁に出てるっぽいからVrsac市街へ向かおうとターミナルを出ようとすると、おじさんが「駅はそっちじゃないぞ」って呼び止めてくる。ティミショアラへは行かないって
I found that many buses go to belgrade so I went to center of Vrsac. However a man said 'You went to wrong direction to train station.'  I didn't go to Timisoara.

Vrsacではスゴイ馬車が走ってた。リアルなヨーロッパだ。
There is a carriage in Vrsac. This is real Europe.

なんだかんだで市街地について、街の博物館に入る。武器とかの常設展示には英語の解説がついてて、それ以外は現地語の解説しかついてなかったから係りの人に解説してもらった。入館料はかからなかった。この博物館が土日が15:00までだったから早くいろいろ見たいと思って、インフォメーションセンターの場所を聞いて行ってみた。
I entered city museum. The permanent exhibition for weapon had English text but other exhibition didn't have English text. This museum would be closed at 15:00 on Saturday and Sunday so I needed to see a lot of things early. I asked museum staff where is city information center.
 
聞いたのより近くに在って助かった。ホテルセルビアのすぐ近く。地図もらったけど現地語の地図しかないからあらかじめ行きたいところを言って印をつけてもらった。
City Information center is near Hotel Serbia. I got a map but that was Serbian so I had the map checked points I wanted to go by information center staff.

Old pharmacyに行く。めっちゃおばちゃんが解説してたけど理解できなかった。ハンガリーのときはいけたのになぁ。ここも入場料がかからなかった。
I visited Old Pharmacy. A woman explained something but I didn't understand because she spoke in local language. I had understood in Hungary under the same situation.




Savorna crkvaへ。綺麗な正教の教会だった。信者の人いて中は写真撮れなかった。
I went to Savorna crkva. Very beautiful church.

Vrsacはワインが有名らしいのでワインバーで遅い昼食
Vrsac is famous for wine so I went to wine bar and took a lunch.


ワインが美味い。もっと飲みたかったけどお腹いっぱいになった。こっちの料理は量が多い。
Wine is very delicious. I wanted to drink more but I was satisfied. 
15時を回ってしばらく散歩してからバスターミナルに向かう。
I took a walk for a while and went to the bus terminal.

チケットカウンターに人がいなかったから探してると、ティミショアラのおじさんが係りの人を呼んでくれた。話は通じないけど悪い人じゃなかったんだ。
Bus terminal's ticket office was closed so I sought a staff. And the man of Timisoara called a staff. He is not a bad man. I would like to go to Timisoara now.
20分くらいでバスが来て2時間かけて帰る。バスの中はずっと寝てた。
I took 2 hours to get back to Belgrade. I slept in the bus.

2016年3月19日土曜日

16日目 / Day 16

外しまくった一日。I made a lot of mistakes today.

聖サバ大聖堂の近くの教会と、図書館を見に行った。教会は見れたけど、図書館の奥には行けなかった。解説が全部キリル文字だからどのみちわからなかっただろうけど。
I went to the church which is located near Church of Saint Sava and the library. I could see the church but I didn't go inside the library.
Anyway I didn't understand Cyrillic text.


そのあと、自然史博物館へ。カレメグダンに展示が移ったと入館を断られた。
After that I went to museum of natral history but I was refused to enter the museum because that exhibition had been moved to Kalemegdan.

お昼にする。クネズ・ミロシュ通りにある公園のオープンカフェでケーキを食べる。このカフェはAmam kneza Milosaのところにある。いい雰囲気だった。
I took a lunch at the open cafe in the park which is Cnez Milos street. This cafe is at Amam kneza Milosa. Nice mood.




午後はMuseum of modern artを見にノヴィ・ベオグラードへ
I went to Novi Beograd to see Museum of modern art in the afternoon.

改装中って書いてあったけど完全に廃墟だった。
However it was ruin.

めちゃめちゃ歩いて疲れたからスーパーでチョコレートミルク買って飲んだ。パッケージがダサ可愛い。西側先進国では見られないテイストなので面白い。
I walked very hard so I was exhausted.
I bought a chocolate milk and drank it. It recruited my health.

帰り道の橋からの眺め。夜もう一回来てみたい場所だった。
The view from Branko's  Bridge. I would like to come back again in the night.

2016年3月18日金曜日

15日目

まずは鉄道博物館へ。外務省の裏手にある。蒸気機関車が目印。

無料で入れて、しかも機関車のピンのセットまでもらえた。蒸気機関の発達とか戦時中の鉄道とかいろいろ展示してある。英語の解説も書いてあるから分かりやすいかも。


そこからユーゴスラヴィア歴史博物館へ
チトーの墓所を見てきた。墓所には葬儀の時に送られた弔電とか、チトーの誕生日の度に送られたバトンとかも展示してある。
この博物館は別の建物では共産主義時代のポスターとかマッチ箱とか展示してある。


午後はMuseum of Applied artsに行く。無料だった。二階に第一次世界大戦中のポスターとかを展示してある。三階に昔の家具が展示してある。優雅なBGMのなかにたまに人の生活音みたいなのが混ざっててちょっとビビる。


その後、カフェで休憩。すると、ノヴィ・サドで前にお世話になった人と偶然再会。
セルビアでは毎日何かしら起こってて本当に飽きない。

2016年3月17日木曜日

14日目 再びノヴィ・サドへ

そういえば、ノヴィ・サドの美術館とかには入ってないと思い、再びノヴィ・サドへ


パヴレ・ベリャンスキ記念コレクションとマティツァ・スルプスカ美術館へ。到着する前に結構迷った。パヴレ・ベリャンスキ記念コレクションでは英語の解説がないからって、わざわざ売り物の解説書を貸してくれた。神対応。係りの人からどうやってこのコレクションの存在を知ったか聞かれてガイドブックに載ってたって答えた。ガイドブックとかでどう書かれてるか気になるらしい。
マティツァ・スルプスカ美術館はキリスト教の絵がメインで展示されてたけど、セルビアの偉人の写真があってどういう生涯を送ったかの展示もやってた。


午後はペトロヴァラディン要塞の中のノヴィ・サド博物館へ。
要塞がどういう使われ方をされて、どんな仕掛けがあるかを、アニメとボカロに詳しい日本通のガイド、ミロシュが説明してくれた。地下の深さ60 mある穴とか、昔の家具とかの解説は面白い。セルビア人は昔はモンゴロイドで小柄だったけど徐々に混ざっていって今の大きさになったんだって。

ペトロヴァラディンとノヴィ・サド市街を繋ぐ橋のところにある碑。NATOの攻撃を忘れないようにこういうのが残されている。英文もあるのが考えさせられる。

その後でヴォイヴォディナ博物館へ。歴史の展示と現代美術の展示で建物が分かれている。土器からローマ時代、中世などヴォイヴォディナについての歴史が展示してあったけど、現地語の解説しかなかったからぜんぜんわからなかった。

その後教会を二つくらい周って、ベオグラードに帰ろうと駅に向かう。

駅前に警察とか軍隊とかがいて、駅に入ろうとすると軍人に止められた。なんて言ってるかわからないところに、近くにいたおねえさんが英語で電車が全部止まってることを教えてくれた。何が起きてるのかはわからないって。仕方ないからバスでベオグラードに帰る。バスの方が高くて、シートが狭いけど、20分くらい早く着いた。

写真は封鎖されてるノヴィ・サド駅前だけど、警察とか軍隊が怖かったから近くで撮れなかった。