2020年1月4日土曜日

まとめ:マカオに4日間滞在してみて

東洋と西洋が出会う街、マカオに4日間滞在してみて、まとめ。

[物価]
正直高い。ポルトガル料理に酒まで注文したら平気で日本円換算で5千円近くまでいく。
そもそも、マカオの平均年収800万円以上で、普通に日本人の平均の倍以上稼いでるから。
ついこの間まで400万円程度しか稼いでなかった私はマカオでは乞食です。おまけに転職の間の無職の期間だったので本当に乞食状態でした。
唯一の救いは昔の建物にタダで入れたり、博物館の入場料が安かったりというところでしょうか。

[治安]
夜中、結構出歩いたが治安の悪さは感じなかった。まあ、みんな稼いでいて物乞いとかもいないし。カジノでこれだけ栄えているのに治安が悪くないのだから、日本のIR反対派の治安悪化論はカジノの運用次第で完全に封殺できるのではないか?(私はIRでも取り入れて、日本の景観を悪くしているパチ屋を駆逐してほしいと思っている。)

[食事]
広東料理とポルトガル料理。ポルトガル料理がマカオで変化してマカオ料理ということもあるらしい。ローカルの食堂は安く食べれるが、ポルトガル料理はなかなか高くなる。
どちらも洗練されていて美味しいです。

[言語]
広東語。ポルトガル領だったこともあり道路標識などで随所にポルトガル語も見られる。ひょっとしたらまだ使われているところもあるかもしれない。英語は比較的通じやすいです。

[みどころ]
海洋貿易により東洋と西洋が融合した街と、キリスト教のアジアにおける布教の歴史


香港に行きたいけれど、情勢不安定で入りにくい時には絶好の目的地でした。

※2020年1月の情報です。





最終日 最後の関空

ハイアットプレイスホテルは全宿泊プランで朝食がついています。
腹いっぱいになるまでビュッフェを平らげる。スイカはやはりマカオの方が美味かった。

ホテルをチェックアウトし、空港に入る。空港に入るときに荷物をX線で検査したりと手間がかかる。

深圳航空のチェックインカウンターはあまり混んでいなかったのですぐに手続きは終わった。

保安検査は空港はいるときにも荷物検査をしているためか気持ち、いつもよりラフな気がする。

さて出国手続きも済ませ、ラウンジに行く。

 さてこちらのラウンジかと思いきや、ダイナースクラブは隣だと。

さて、やってきましたビジネスクラスラウンジです。素晴らしい。
アルコールはビールのみ無料とダイナースのホームページには記載されていたが、ビールは置いておらず、代わりにウイスキーと白ワインが飲めました。ゆっくり1時間程度ウイスキーを飲む。

時間通り関空へ。
機内食で赤ワインを飲みながら。飲んだくれの帰り道です。

関空につき、荷物はダイナースクラブの得点で自宅まで送っちゃいます。
正月だから混んでいるかと思いきや、明日の午前には持ってきてくれるという。最高です。
とっとと羽田行のチェックインをして最後の大韓航空ラウンジです。
おにぎりとカップ麺とひたすら酒です。

近くの席に座っていた韓国人のおじいさんのスマホの充電を手伝ってあげたら、まさかのサムスングループの元役員だった。
貴重な経験をする。

そんなこんなで家に帰る。

2020年1月3日金曜日

6日目 マカオから深圳へ

朝はやはり靄がかかっているせいか、明るくなるのが遅い。

ホテルのすぐ近くにいい感じの食堂があったので入ってみる。

ピータン粥。20パタカ。寝起きの体に優しい味。

前日までで目ぼしい観光地は回りつくしたので写真を撮りに回ることにする。


 いい眺めだが、もし東京だったらもっと遠くまで見渡せるのではないかと思う。

お土産の調味料類を買い、ホテルをチェックアウトし、昼食にする。
アサリの白ワイン蒸し。ネギとニンニクだけでなくパクチーも入っていて非常に香り豊かです。日本の酒蒸しにも応用できるアイディアではなかろうか?
最後のマカオビールも堪能しいざ深圳に戻ります。

再びポンテ16の2階のシャトルバス乗り場からフェリー乗り場に戻ります。
ポンテ16からのフェリー乗り場へのシャトルバスは込み合うので時間に余裕を持っておいた方が良い。

さて、マカオに来るときに発行された切符には乗船券というか、座席番号が書かれていないので、カウンターに行ってこれでいいのか聞くと係りの人はこれでいいという。ゲートの前で並んでいると、並んでいる人みんなの切符がそれぞれバラバラなのでどんどん不安になる。中国人もこれでいいのかみたいな感じになってる人もいるし。

ゲートが開いて中に入り、出国手続きをして、いざ、乗船となるときに乗り場の前のカウンターでチケットに席番号が書かれたシールを貼られてすべて解決する。

1時間半くらいかけて蛇口のフェリー乗り場に到着。
ここから地下鉄の駅までシャトルバスがあるようなので行ってみる。普通に看板に乗り場が書いてあるので地下へ。
駅まで1元かかった。

地下鉄に乗り空港へ。
そうです、明日の飛行機は早い時間なので空港のホテルに泊まります。

本日のお宿は、ハイアットプレイスです。
チェックインのカウンターはハイアットハウスと共通です。
ハイアットは中国といえどデポジットを要求されなかったので感激です。

さて部屋ですが、



本気出したら5人くらい泊まれるような部屋にテンション上がります。

CNNみながらダラダラゴロゴロ
もうホテルから外に出るつもりはありません。

イランの司令官の事件でニュース見ていて全く飽きませんね。

2020年1月2日木曜日

5日目 島へ (マカオ)

マカオの島の部分に行きます。
マカオ半島からはバスに乗らないといけません。

バスはグーグルマップで調べればどれに乗ればいいかわかる。そしてバスはどこまで行こうと一律6パタカです。

バスを降りた時にたまたまあった三婆廟に入ります。


タイパ・ハウスミュージアムに行く。ポルトガル人達の別荘が今では昔の生活を知らせる博物館や現在の美術を展示している美術館、本屋などになっています。



ちょっと丘を登ってカルモ教会に行く。
これのすぐ前に戸籍の登録とかをするであろう役所があるので、カップルの聖地みたいになっている。

タイパ・コロネア歴史博物館に行く。
入場料5パタカ。かつての役所みたいです。ここではマカオで暮らしていた人々の暮らしについて知ることができます。

博物館の真ん前には天后宮がありました。

さて、昼食時になりつつあったけれど、観光地なので少し高めのレストランしかありません。気分的にはローカルの安中華が食べたいところです。

午後の予定ではもっと南に移動して聖フランシスコ・ザビエル教会まで行こうと思っているのでそこまで移動しながら、途中であった安中華屋に入ろうと思い移動開始。
普通ならバスで移動するところを徒歩です。

この橋の向こうはもう珠海市です。

マジで何もない。塀に囲まれた工場とか、アップダウンもあるし疲れます。この移動はバスをお勧めする。

空腹のまま観光する。

さて聖フランシスコ・ザビエル教会です。


さっぱりした教会の中でアジアにおけるキリスト教の布教に関して知ることができます。

少し住宅街を通っていくとここにも天后宮があります。





もう少し南に行くと譚公廟があります。ここにはクジラの骨でできたドラゴンボートがあります。


さすがに腹が減ってきたので昼食です。

時間がたって安中華より甘いものが食べたくなったのでレモンクレープと、マカオということでエッグタルトです。

島でやることがなくなったのでバスでマカオ半島まで戻ります。バスはグーグルマップで調べるとどれに乗ってどこで降りればいいかわかります。


橋を渡るときはなかなか見ごたえがあります。

セナド広場に戻り、
仁慈堂の博物館に行きます。実は初日からセナド広場に来るたびに入ろうとして休館だった博物館。いつ開くねんと思っていたら開いていたので入ります。



かつての司教が作らせた建物のためなかなかゴージャスな建物です。宗教芸術の展示が多く、大変興味深いです。

さて、計画していたことは完全にやり切ったのでどうしようか悩む。

そうです。カジノに行きましょう。ホテルから一番近いカジノはポンテ16なのでそこで1000パタカをかけチャレンジします。
カジノ内は写真NGですので写真はない。
カードのルールとかはさっぱりわからんのでスロットで。

まあ、基本ギャンブルしないので急にやって勝てるわけがない。


程よく夜になってきたので飯にする。
ポルトガル料理ビュッフェです。全部美味い。となりの席のおばちゃんがやたらスイカ食べてるなと思ったが、スイカがマジで美味かった。



2020年1月1日水曜日

4日目 Happy New Year from Macau

さて、昨日は遅くまで起きていたので少し遅めに動き始めます。

まずは紅街市に行きます。

それなりに活気のある市場ですが、観光客が買うようなものはない。3階建てだが、3階は空いている。

観音堂にいく。



歴史的な会談がされた石のテーブルもありなかなか見ごたえのある寺院でした。

ロウ・リム・イオック庭園と茶文化館に行く。





かつての富豪の屋敷が茶の博物館として公開されていて、庭園も解放されており非常に見ごたえがある。
どちらも無料です。

さて、続いて聖ラザロ教会とその周辺のエリアに行く。
この辺りはポルトガル統治時代の建築が残っています。




ここから通りの奥に進むとすぐに現代中国の雰囲気が漂うエリアに入り込むので面白い。

さて昼食です。
サービス料込み28パタカ。ワンタンの具の干しエビが本当に旨味を出している。

次に、ギア要塞に向かう。天然の要衝に立っている要塞はもともとはポルトガル軍の管轄だったが徐々に一般人にも開放されていった。
マカオで最も高い場所に立っているのでマカオを一望できる。

山の上に建っているのでかなり疲れる。要塞の教会には西洋の構図に中国の技術が施された壁画があり、マカオが西洋と東洋が出会った場所であると感じさせます。

ここから少し歩き、モンテ砦に行きます。
聖ポール天主堂跡の地下にも入れます。当然無料。宝物庫は説明が小さいので読めません。歳かもしれません。

させ、モンテ砦ですが、これまた登ります。マカオはアップダウンが多くて疲れます。



モンテ砦にはマカオ博物館があります。ちなみに普段は有料ですが、1月1日は入場無料です。

マカオが海洋貿易の要衝として発展してきた歴史を知ることができ、キリスト教、仏教、道教などの展示もあり面白いです。

さて、蓮峰廟に行くのを忘れていたので行きます。少し遠い。


ここは、ポルトガルから来ていた重役が滞在していたため、林則徐がアヘン撲滅のためにポルトガルの力添えを要請した場所としても有名です。林則徐の記念館があったが、残念ながら休館だった。

ここからまたマカオ半島の南側に移動して海事博物館に行きます。歩くの疲れますね。



海洋貿易の歴史だけでなく、マカオの船の作り方の発展や香辛料の貿易の歴史なども知れて興味深い。長崎で見た屏風をここでも見るとは思わなかった。香辛料とかは完全に生薬つながりの興味です。

 セナド広場の近くまでまた移動し、質屋の博物館に行く。質に入れられた品物を保管する棚など見ることができ面白いです。

寝不足と移動距離の長さ、アップダウンでかなり疲れたので、少し早めに夕食。
ポルトガル料理ですが、各種スパイスで味付けされた鶏、「アフリカンチキン」という料理です。
辛いが美味い。ポルトガルの赤も美味い。疲れているからかなり回る。正直フルボトルで1本飲みたいところだが、高いので。

実に満足。