2019年5月7日火曜日

マニラから帰ってきて全力で腹を下した話

マニラから関空に帰ってきてさっそく思ったのが日本寒いなと

まあ35℃近くあるところから20℃弱の所に帰ってきたら、まあ寒いかと思ったわけです。

多少お腹が緩いなと思っていて家に帰って、次の日の仕事に備え寝ます。



夜中の2時過ぎに汗だくで目を覚ましトイレに直行。
完全に当たったと確信。
もう何年振りかと思うくらい久しぶりに病院に行こうと心に決めます。

下痢したときはとにかく清潔な水を飲み、脱水症状に備えるのが一番です。欲を言えば経口補水液とかスポーツドリンクみたいなのでミネラル類を補給するのがベストだけれど、家にないし、夜中買いに行く気も起らないので水道水で我慢。(水道水が一番安全というのが日本のいいところです。)
こういうとき、ペーパーでも薬剤師でよかったと思います。医者に診てもらうまでの応急処置くらいなら余裕でできちゃいます。
細菌、ウイルスなどの感染性の下痢の場合止めずに、水分しっかり補給して出すしかない。(毒物でも)
よく下痢止め飲むとかいう人がいますが、そんな危ないことしてはいけません。
それでもって、日本の場合、市販で抗菌薬はないということです。乳酸菌とかの整腸剤で腸内細菌叢を整えるくらいしか市販薬では対処法はないわけです。

さて朝になり会社に電話し、ゴールデンウィーク、アディショナルタイム突入を宣言します。

さて、ここで不安になったのは細菌性ではなくウイルス性の場合、効く薬がないので長引くことになるなと思ったわけです。(そもそも治療薬のあるウイルス感染症の方が少ない。)

さっそく近くの内科を受診します。熱があったこともあり、インフルエンザ疑惑をかけられ隔離されます。(インフルエンザが流行っていたらしい。)

検査薬を使われたら余計な金がかかると思い、フィリピンで当たったことを懸命に説明しインフルエンザの検査を回避した。

普通に診察され抗生物質をもらい、ものの数時間で熱が下がる。

ひょっとしたら最も偉大な発明かもしれない。

これが当たったのかなぁ

2019年5月6日月曜日

まとめ:マニラに4日間滞在してみて。

フィリピンの首都、貧困と混沌の街、マニラに4日間滞在してみて、まとめ。

[物価]
たとえ首都と言えどフィリピンの物価はまだまだ安いです。水500ml×3本で30PHP(60円くらい)とか。まあフィリピンでは水は買うものなのでこれくらい安いのが普通なのかもしれませんが。

[治安]
完全に良くない。電車でも博物館でもショッピングモールでも荷物チェック、ボディチェックされる。夜中はあんまり出歩きたくないと感じられる道がたくさんある。
物乞いの醸し出す雰囲気がヨーロッパとかとレベルが違う。挙げればきりがないが圧倒的に治安の悪さを肌で感じられると思う。
鞄を前で抱える必要があるからいつもより疲れやすい。

[食事]
安い。個人的には美味しいと思ったが、好き嫌いは別れるかもしれない。中国からの影響、スペインからの影響を受けているフィリピン料理を食べることができる。安いところならビールつけても500円、600円くらいで食べれるのではないだろうか。
ジョリビーなど、意外と飲食店が24時間開いていたりするので食べたくなったら食べに行ける。

[言語]
タガログ語があるようだけどほとんどの人が英語が話せるので言葉で困ることはない。日本でオンライン英会話するとフィリピン人の講師が多いというのも納得です。人件費も安く英語できる人も多いので今後のフィリピンの発展が楽しみです。

[見どころ]
スペイン統治時代の遺物。教会とか要塞とか観光資源がしっかりあるけれど、公共交通機関でのアクセスが良くないので観光するのは難しい(炎天下のなか歩き回るのは大変だし、荷物検査のため駅に入るのにも行列に並ぶ必要があったりする。渋滞も激しそう。)。まだまだ課題はたくさんあるけど今後が楽しみな街です。

※2019年5月の情報です。


マニラ 4日目

少し遅めに起きてシャワー浴びて荷造りしてホテルをチェックアウトする。

まず、中央銀行貨幣博物館に行く。中央銀行の敷地内にあるためどこにあるのかわかりにくいが、中央銀行の警備員に聞くと教えてくれる。
入る際にもちろん荷物検査があり、パスポートを預け、入館証をもらう。
博物館の建物に移動し、名前と出身地を書く。



無料だし、貨幣を通じてフィリピンのアジアでの貿易の歴史や植民地支配の歴史なんかも学べるので面白い。


中央銀行の敷地には古い遺跡Fort of San Antonio Abad Historical Markerもある。

すぐ隣のマニラ都立美術館に行く。
こちらはデザインに関する美術館だった。100PHP
入口のところで荷物を預ける。

さて、Line1にのりEDSA駅に行き、エアポートループバスに乗る。
運転手のおっさんが「タルミナルティー」、「タルミナルティー」言ってるから、一瞬香港の金鐘アドミラルティを思い出したが「Terminal 3」だとわかり乗車。無事に空港まで到着する。

さて、セブパシフィック航空のカウンターにチェックインしに行くと、さすがフィリピン最大の航空会社だけありめちゃカウンターがある。

出国手続きは驚くほどスムーズに進むが、保安検査がものすごく混雑している。

さて、保安検査を済ませ、ラウンジに行く。
PAGSS LOUNGE
今回利用したこのラウンジは航空会社のラウンジが集まっているエリアにある。
フィリピン風おかゆやフィリピン風プリンなどフィリピン料理はもちろん牛丼なんかもある。フィリピン風おかゆが本当に美味しかった。
アルコール類も豊富に取り揃えていてビールサーバーもある。
シャワーもあるので夜遅い出発の場合は重宝するのではないだろうか。

2019年5月5日日曜日

マニラ 3日目

USTミュージアムに行きたいがガイドブックでは日曜は閉館となっている。Googleマップでは開館となっている。
よくわからないので、ホテルのフロントに聞いてみると開いているという。
行ってみることにする。



マラテ教会Malate Catholic churchに行きます。日曜日なのでミサが執り行われています。イントラムロスの外にある教会の中でかなり古いもののようで、イギリス軍がスペインからマニラを占領する際の拠点になった場所です。

さてLine1でDoroteo Jose駅に行き、そこからUSTミュージアムに行くことにする。
しかし、Doroteo Jose駅に降り立つとその目の前にはスラムが横たわっている。ここを超えて行くのかという絶望感。
しかし、なんてことはなく、歩道橋で通り過ぎることができた。
15分ほど歩いていくとセント・トーマス大学Santo Tomasにたどり着く。
警備員に博物館はどこかと聞くと、今日は閉まっているという。
ここまでスラムを(歩道橋で)超えてここまで来たのに!!
失意の中来た道を戻ります。


さて、Line1で再びUN駅にいきそこからパコ公園Paco parkに向かいます。

もともとはマニラでこれらが蔓延して死亡した人々を葬った墓地だったところが今では公園になっています。公園内には教会もあります。

リサール公園に行き、中国庭園に行く。


よく整備された庭園で、マニラ市民の憩いの場となっているようであった。マニラの中華系の商工会みたいなのが寄付して作られたようである。

すぐ近くに日本庭園があるが、中国庭園に比べると地味な感じがする。
確かに日本庭園なのだが日本人からすると違和感を感じる。

昨日すべてを見て回れなかったので国立博物館に行く。

Line1とLine3を乗り継いでマカティ市のアヤラ駅に行き、アヤラミュージアムに行く。
この博物館はフィリピン有数の財閥、アヤラグループの博物館で、周辺にはアヤラのショッピングモールがある。
フィリピンでとれる金に関する展示や、フィリピンの歴史の重要な場面のジオラマを石器時代から再現していたりとても興味深い。少し入場料は高いがクレジットカードも使える。5階に一回上り順に下の展示場に進んでいく。
1階に中国など周辺国との昔の貿易についての展示があり桂皮や八角などがありテンションが上がる。





グリーンベルトの公園を散歩したり、ショッピングモールでハロハロ食べたりする。
ショッピングモールに入るのにも荷物検査があるのでいかにマカティでも治安の悪さを感じる。
ハロハロ(ウベアイスつき)

夜も遅くなってしまったのでタクシーでホテルに戻ることにする。
タクシーで最寄り駅からホテルまでの道を通ったが、夜に通る道じゃないと思った。そもそもマニラは夜ふらふらしていい街ではない。

2019年5月4日土曜日

マニラ 2日目


まずはビノンド教会Binondo Churchに行く。石造りに赤が映える綺麗な教会。この教会はチャイナタウンにある。世界のどこに行ってもチャイナタウンがあるが、日本人もこれは見習うべきことではないだろうか。見知らぬ土地で一旗揚げて同胞を呼び寄せるような気概が必要ではないだろうか。

Archdiocesan Shrine of the Blessed Sacramentに行く。


内部はさっぱりしているが、400年の歴史のある教会のようです。

キアポ教会Quiapo churchに向かう。
キアポ教会の周辺にはキンタ・マーケットQuinta marketが広がっておりいい感じに胡散臭い雰囲気が広がっている。


さて、キアポ教会です。

マーケットがあり胡散臭い雰囲気があるのでなかなか落ち着かない場所です。

マニラ・ゴールデンモスクに向かいます。

このモスクは半ズボンでは入れない。くそ暑いのに殺す気か!!!

サン・セバスチャン教会San Sebastian churchに向かいます。

19世紀の鉄骨建築ですが内部は重厚感があります。

ちょっと不安になりそうな道を通りながらNational Shrine of Saint Michael and the Archangelsに向かう


薄く水色がかった壁が綺麗な教会だった。隣に博物館があるようだったが閉まっていた。

腹が減ったので朝食兼昼食としてスペイン料理を食べる。

さて来た道を戻るのは不安なので大通りを通って駅まで戻り、UN駅に行く。
午後は自然史博物館に行く。フィリピンの植物や動物について知ることができる。たくさんのはく製や植物標本など見ることができる。無料。
オオトカゲのはく製など興味深い
 スペイン統治時代の薬局についての展示や薬用植物についての展示もある。


次に人類学博物館に行きます。こちらも無料



フィリピンの民族衣装や中国からの陶器などいろいろ展示してある。Baybayinというフィリピンの古い文字の展示が中でも興味深い。どこで古代文字プリントしてるTシャツ売っているんだろうか。

国立博物館に向かう。ここも無料。
めちゃめちゃ入口っぽいところに行ったら警備のおっちゃんにここじゃなくてあっち行って右と案内された。
国立博物館ですがアートの展示がメインです。


現代アートやフィリピンの歴史を描くものなど興味深い。

今日訪れた3つの博物館はすべて無料ですが、そのせいか荷物チェックやノートに自分の名前と出身地を書かなきゃいけなかったりなどのセキュリティーもありました。

国立の博物館が基本無料というのは日本も見習うべき点ではないだろうか。日本では教育をビジネスとしてしまったために教育困難校みたいな大学にも補助金をバラまいてるわけだけど、そんなもんに金使うくらいなら国立博物館は学生入場無料とかにして学ぶ意欲を掻き立てるきっかけみたいなものを得やすくする方がいいんじゃないのか?


ホテルに戻るとちょうどマニラ湾の夕日が。

晩飯ははしごしてたくさん食べる。