2018年12月30日日曜日

2日目 高雄から台北へ

ホテルは朝食付きなので昨日注文したサンドイッチと豆乳をいただく。
豆乳は日本のものと違い甘くて好き嫌いが別れそうな味がした。どうやら全体的に好みの別れそうな甘さがある食べ物は多そうだ。

ホテルをチェックアウトし、荷物を預け、ホテルの近くに在る高雄市立歴史博物館に行く。

大日本帝国統治時代の市役所の建物を現在は博物館として利用しており、当時の様子を垣間見ることができる。展示は中華民国の国民党統治に対し現地民が怒り発生した二・二八事件についてや、日本時代の漆器産業、太平洋戦争で台湾人が日本兵として戦った歴史やその後に活動家として活躍した人についてなどなかなか興味深い展示がある。


ホテルで荷物を受け取り、左営駅に向かう。

台湾高速鉄道の乗車券

まずは日本で購入しておいた高速鉄道の乗車券を発券する。公式サイトで時間指定で予約しておいたので、予約番号とパスポート番号の下四桁を券売機で入力することで発券される。

高速鉄道に乗る前に龍虎塔を見ようと思ったが、コインロッカーが空いておらず、近くの駅まで行く各駅停車の電車が思いのほか少なかったのであえなく断念して昼食にする。


台鉄の駅にはレストランがたくさんあり、リーズナブルな価格で食事できる。
麺類多めだけどこれにビール2本つけて500TWDそこそこで済む。

いろいろ見て回ったり、グァバを試食したりしていたら時間になったので高速鉄道に乗り台北へ移動。
高速鉄道では日本の新幹線みたいにコンセントが壁側の座席にあるわけではないけれど、充電ブースがありそこでスマホ等充電できる。日本の新幹線システムを利用しているからとても似ているけれど、微妙に違っていて面白い。台北ー左営間は速い便に乗れば1時間30分程度で到着できる。

台北に到着したので地下鉄に乗りホテルに行く。台北でもEASY CARDは共通して利用できるので非常に便利。

因みに、台北の地下鉄の駅(高雄もだけど)は深めに作られており、おそらく(隣からの)核攻撃を想定してるかのような防御扉もチラ見できる。(日本の一般的な地下鉄の駅の倍ぐらいは階段上らされた気がする。)


Brother Hotel

今回利用するホテルはBrother Hotel。普段の旅行なら絶対に利用しないようななかなかグレード高めなホテルです。最寄りの南京復興駅の出口でもすぐにわかるようになっており、なかなか有名なのがうかがえる。また、チェックインの際にスーツケースを係りの人が部屋まで運んでくれる。
因みに、テレビはCNNなどの国際的な放送のほかにNHKも見られる。年越しに紅白を見たい人はぜひ。
はしゃいで一回ダイブした後のベッド


さて、チェックインが済んだところで中正紀念堂に行く。
地下鉄の駅もあり、駅の標識が物凄くカッコいい。

さて、この中正紀念堂Chiang Kai-shek Memorial Hallは蒋介石の紀念堂で、1980年に建造された比較的新しい建物である。(完成の式典には日本からは岸信介が参加している。)もちろんメインの建物に蒋介石の座像があり、1時間ごとに衛兵が交代しているので、タイミングが合えば見ることができる。
因みに下の階は中華民国の歴史と国民党がいかに大日本帝国と戦ったか、その後、共産党に敗れ台湾で再起を図ったかなど展示されている。蒋介石の専用車や執務室(再現)など興味深い。また、先日亡くなった若き日のタイのプミポン国王と蒋介石が握手している写真なんかもある。

自由広場Liberty squareから景福門East gateや総統府Presidential Office Buildingは歩いて行ける距離にある。


夕食時になったのでホテルに戻り夕食にする。

夕食はホテルに入っている梅花庁に行く。
點心のレストランで、美味しい料理がテンポよく運ばれてくる。
大根餅や酔っぱらいチキン(サケトリと説明される。)が絶品。美味すぎて紹興酒をボトル一本空けた。

いい気分になったので台北101の展望台に行く。

しかし、あいにく天気が悪く、ほとんど何も見えなかった。
しかし、89階まで登っていくエレベーターはめちゃ早く、気圧の変化を感じることができる。

因みに、今回展望台に登るのは日本でkkdayを使って予約した。
15%割引でしかも記念品つき。今回は紅茶だったけど他の物のときもあるみたい。
記念品は展望台のお土産売り場でもらえる。

kkdayはこちら↓
https://www.kkday.com/ja/product/8332?cid=6977



2018年12月29日土曜日

1日目 高雄着

飛行機が夕方ということで午前はのんびり。
昼くらいに家をでて、13時30分に家族と関空で合流する。

本当は合流してすぐにチェックインしたかったけれど、カウンターがまだ開いていなくて、今回利用するスクートはシンガポール発の便しかオンラインチェックインができないから諦めて飯にする。
関空はレストランたくさんあるからいいのです。と思ったけれど、14時近くになってもまだまだご飯時ということもあり、レストランは混んでいる。
母はとんかつが食べたいと言ったけれど、これから台湾で嫌というほどこってりした中華三昧となるのでさっぱりした和食が食べたいとなり、関西の有名和食チェーン「がんこ」に入る。
スーツケースは入口近くに置いて席に座る。チェーンのいいところは、だいたいどこの店舗に入ってもそれなりに味が安定しているところですね。普通にうまかった。

15時までまだ少しあるかなというくらいで食事を終え、スクートのカウンターに向かうと、空いていたのでチェックインする。

搭乗券が発券されたので、ラウンジに入ろうとするも、いつも使っている大韓航空のラウンジは営業時間外。どうやらある程度大韓航空便のフライトの間が空いたらラウンジを閉めるみたいです。

仕方がないので隣のラウンジに入ってコーヒーでも飲む。(アルコールは有料のためおあずけ)年末ということもありかなり混んでいた。因みに、オレンジジュース、野菜ジュース、コーヒーは無料で、お菓子もチョコレートがあるのでまあまあ満足できる。

ラウンジでこんなに混んでいるということは保安検査はヤバいのではないかと思い、少し早めに保安検査を通過することにする。
しかし、何ということもなく、なんなら少し空いているくらいの感覚で通過することができた。
また、出国手続きも自動化され、これまでよりもずっと早くスタンプが押されるようになっていた。

時間が30分以上あったので免税店をゆっくりみてから搭乗ゲートに向かう。

LCCなので機内では飲み物が有料となるため、売店で水と茶を買う。出国手続き後はココカラファインではいきなり値段が高くなるが、搭乗ゲート近くのファミマではおなじみのコンビニ価格なのでありがたい。

そうこうしているうちに、時間となったので飛行機に乗り高雄に向かう。
機内では暇なので、ガイドブック読んで、機内誌読んで時間をつぶしていた。
聴いたことがない中国の都市がものすごく面白そうに紹介されていて、次の旅の候補地になった。

さて、高雄に着き、入国手続きに進む。台湾への入国のためには人差し指の指紋を取られるけど、機械の反応が悪くてなかなか時間がかかる。

現金を作る

入国したら早速現金を作る。空港に銀行の窓口があり両替を受け付けているけれど、いつものようにATMでキャッシングする。銀行の窓口がすぐ近くにあるから仮に出てこなくなってもすぐに問い合わせられる。
台湾では屋台やローカルな店ではクレジットカードに対応していないので現金が必要になる。

EASY CARD

現金を用意したら台湾の交通系IC EASY CARDを発行する。コンビニで発行できるとかいう話だったけれど空港のファミマでは駅の窓口に行けということだったので駅に行き発行した。(因みに、事前に台湾交通部観光局のキャンペーンで自分の分は日本で入手していた。)
窓口で発行する時に一緒にチャージしてもらえる。また、券売機でチャージする時は警備のおっちゃんが親切に教えてくれる。

地下鉄に乗り、ホテルの近くまで行く。高雄の道は歩道に原付が大量に止めてあり、半分くらい車道を歩くことになる。また、なんとなく道に動物のフンが多い気がする。

ホテルに着きチェックインする。川沿いにあるシアンレインホテルというホテル。決して高級ホテルというわけではないがフロントにいた二人とも(父曰く阿佐ヶ谷姉妹似の)日本語が話せた。朝食付きなのでその場で朝食の内容を指定する。

六合観光夜市へ

部屋に荷物を置き、六合観光夜市に向かう。川を渡り歩いて20分くらい。
雑多な雰囲気の中で、ちょうどいい具合に小汚い海鮮料理の店で飯にする。キタナトランですよ。雰囲気のある小汚い店は好きだが汚い店は嫌。この店はいい店だった。
六合夜市は昼間は車道だけど夜になると、屋台が出てきて屋台飯を売ったり(道の真ん中にあるテーブルで食べれる。)、食材が並んでる屋台の人に食べたい食材を伝え、道沿いの建物に入り料理してもらって食べるなどできる。台湾と言えばビールなのでついついのんでしまう。

スクート

黄色いポップなロゴでおなじみのスクートに乗って高雄まで行ってきました。

スクートはシンガポール航空出資のLCCで2017年にタイガーエアと統合して、関空にも就航しています。(そういえば最近タイガーエアって聞かなくなりましたね。)シンガポール航空出資ということもあり拠点はチャンギ国際空港です。

さて利用してみた感想ですが、

まず、オンラインチェックインがシンガポール発の便のみということで少し不便ですね。(もちろん関空の自動発券機にスクートは対応していませんでした。)

乗り心地ですが、座席はふつうのレガシーキャリアの座席とあまり変わりなく、狭さとかは感じませんでした。

食事や飲み物は有料なので、地上で茶とか買っておかなければいけません。
もし機内で買う場合は通貨単位がシンガポールドルなので計算できるように準備が必要です。

食事の時間もあまりせわしない感じはなくて好感が持てました。


2018年12月28日金曜日

台湾編

ついに、待ちに待った冬休みということで台湾に行ってきます。

パリ編以来の海外。およそ四カ月ぶり。。。

本当に長かった。

仕事が忙しかったのもあるけど、ストレスで頭おかしくなるかと思った。

準備は万端。現地の高速鉄道等も予約したし、美容院にも行って南の島に行ける髪型にもした。(美容師さんに「もみあげ茶髪ですね」と言われたけど、ストレスで白髪になり始めているのだと思う。)

2018年は香港で始まったけれど、台湾で終わります。

2019年は台湾で始まって、いろいろ行けたらなと思います。

ヨーロッパにも行きたいけれど、学生時代に払ってなかった年金を払ったので2019年はお預けです。(確定申告していくらか取り返す。)その代わりアジアに行こう。

ということで2019年アジアの旅のスタートは台湾です。

本当はもっと南の島のイメージだけども、寒波到来の日本を逃れて南の島に行くのでこの曲です。

2018年12月19日水曜日

台湾の高速鉄道をネット予約してみる

台湾の高速鉄道(日本でいう新幹線に相当するもの)がインターネットで日本からでも予約できるので予約してみました。

①公式サイトで予約

まずは一番オーソドックスな方法です。台湾の高速鉄道の公式サイトから予約する方法です。乗りたい電車を時間指定・座席指定(大まかに窓側、通路側が指定でき、人数まとめて購入することで空きがあれば近くの席にしてくれます。)で予約できます。ちなみに、公式サイトは日本語対応で、日本人でもまったく違和感なく理解できる日本語で予約することができるので、めちゃ便利です。
乗車したい日の15日前から予約できるようです。また、乗りたい時間によっては最大20%の割引が受けられるようです。
予約にはアルファベットで氏名、パスポート番号、電話番号(現地で滞在するホテルでOK)、メールアドレスが必要です。
予約したらクレジットカードでネット支払いできます。(現地コンビニや駅でも支払いできるようですが今回は利用しませんでした。)

予約したらバウチャーを印刷し、現地の券売機や窓口で乗車券に交換します。

②KKdayで外国人割引を受ける。

これはアジア各国で強い現地ツアーとかやってくれてる会社を経由しての予約です。
いつも外国人割引(※台湾人以外という意味)20%の価格で高速鉄道の乗車券を購入できます。
また、割引のクーポンコードがあればさらに10%割引されます。
まずログイン(KKdayのアカウントがなくてもYahooやFacebook、LINEなどのアカウントでもログインできる。)します。(Yahooでログインすると自動でメールアドレス欄にYahooのアドレスを入れてくれるので便利)
購入には漢字の氏名アルファベットの氏名、パスポート番号、電話番号、性別、生年月日が必要です。
また、こちらのサイトで購入する場合、外国人割引のため購入する乗車券の枚数分、利用者のパスポート情報(公式サイトでの予約は代表者のみでOK)を入力する必要があります。
なお、この購入方法では利用日を指定するだけで時間や座席は指定できないので現地で乗車券を受け取る際に行う必要があります。
支払いはクレジットカードでネット支払いできます。

予約したらバウチャーを印刷し、現地の窓口で引き換えです。

下記URLのコース紹介欄のクーポンコード入力で20%割引から更に10%割引が適用されますよ!

https://www.kkday.com/ja/product/2674?cid=6977


2018年8月31日金曜日

まとめ:パリに6日間滞在してみて。

流行と観光の中心、パリを6日間ボッチ旅してみて。まとめ。

物価
日本とそんなに変わらないと感じた。もちろんヨーロッパ産のワインは安い。(チリ産のワインなんかはむしろ日本の方が少し安い。)
観光都市として発達していてミュージアムパスさえあればそこまで並ばずにいろいろなところに入れるので、時間とお金の節約につながる。
レストランでフランス料理を食べるのはやはり少し値が張る。現地に住んでる人とかはきっと安くて美味い店とか知っているんだろう。
観光客でも使いやすい値段で一週間定期とか売っているので地下鉄等交通機関もつかいやすいのが観光地として成熟していると感じさせる。

治安
いいわけではない。軽犯罪は多いのではないだろうか。地下鉄で各国の言葉でスリに気をつけるようにアナウンスされているし。
ただ、幸いなのは観光地にいるアフリカ系などのお土産物売りはミラノほどアグレッシブではないこと。
それと、立ちションが多いため、道は臭い。

食事
食事は当然世界に名高いグルメ都市として問題なく美味しい。フランス料理は本当に美味しい。しかし、比較的値段高め。
ワインは本当に美味い。

言語
フランス語。しかし、もはや英語は普通に通じるし、日本の老人たちが考えているような差別的な言語のトラブルもないので安心できる。

見どころ
・観光地として有名な建造物。
・美術館で有名な絵画を生で見る。

注意事項
・ハイシーズンは各観光地で行列ができる。
・テロの影響もあり、どこも荷物検査が行われている。
・シャルルドゴール空港の出国手続きや保安検査は混雑する。

※2018年8月の情報です。


2018年8月18日土曜日

関西国際空港

帰国して関空の様子が変わっていることに驚く。

そうです、日本国籍の人は関空での入国手続きが自動化されました。
パスポートに入国のスタンプを押さなくても良くなりました。頻繁に海外に行く人はパスポートのページが節約できますね。

係りの人が「せっかくなので使っていってください。」と誘導しています。
「せっかくなので」というところに関西に帰ってきたなという感じが出ていますね。

パスポートを機械において、カメラを見るだけでOKです。眼鏡や帽子はとらないと機械が作動しないので、とってくださいね。

普段外国に住んでる人で、住民票とか免許証の手続きのためにスタンプが必要な人は、係りの人に言うとスタンプを押してもらえます。

便利になったな~

Plaza Premium Lounge

台北 桃園国際空港で乗り換えなので、往路とは別のラウンジを使います。

さて、今回はMore Premium Lounge とは同じフロアにあるPlaza Premium Loungeを使います。

このPlaza Premium Loungeでも作りたての麺類を食べることができます。しかも、ビールも飲める。しかし、残念ながらハーゲンダッツはない。
食事はこちらの方が美味しいと感じた

座席だが、椅子一つに着きコンセントが一つついているので、ビジネスマンにはこちらのラウンジの方がいいかもしれない。個別のブースもあるし。
ちなみにWiFiの繋がりもこちらのほうがいい。


2018年8月17日金曜日

6日目 最終日

朝の飛行機ということで、とくに観光することもなくホテルをチェックアウトして空港に向かう。
宿泊税はチェックアウト時に支払う。

地下鉄で北駅に向かう。改札は狭いので、荷物を通すために係りの人に行って改札横の扉を開けてもらう。

北駅からはRERに乗りシャルルドゴール空港に行くことになる。RER北駅はシャルルドゴール空港行きと逆方向行きは別のホームになってるけれど、案内の看板があたかも別のフロアにホームがあるような書き方なので注意。同じ階で通じてる階段が違うだけなのだ。

行きは北駅まで直行の電車に乗ってきたけど、帰りは各駅停車の電車に乗ることになった。15分くらい時間が余計にかかった。

やっと到着したと思ったら、RERの駅はターミナル3の所にあるので、空港内の電車に乗ってターミナル間を移動しなければならない。

ようやくエバー航空のチェックインカウンター到着したと思ったら物凄い人だかりが。
ゴールデンウィークに搭乗時間がギリギリになった記憶がよみがえる。
と、思ったら中国国際航空のカウンターにできた人だかりだった。エバーはかなり空いていた。そういえば中国の航空会社のカウンターはいつも混んでいる気がする。

無事にチェックインして、出国手続きに並ぶ。当然EUのパスポートの列と分かれて並んでるわけだけど、EUのパスポート支持者はどんどん進んでいくのと対照的に、その他パスポート所持者の列はかなり混んでいる。そうです、さっき中国国際航空に並んでいた人たちと一緒に並んでいます。そういえば、最近のゴルゴ13でデューク東郷がEUの居住権を手に入れる話があったけれど、この待ち時間を考えるとEUの居住権は欲しい。

今回は余裕をもってゲートまでたどり着いた。ラウンジでくつろぐ時間は残されていなかったから免税店とかみて今回の旅行は終わり。


2018年8月16日木曜日

5日目

ベルサイユ宮殿に行く。

ベルサイユ宮殿の最寄り駅はRERのVersailles Chateau Rive Gauche駅から歩いてすぐだけれど、RERのC線は途中が工事中で動いていないので、地下鉄でJavelまででてからRERに乗り換えなければならない。


 シーズンということもあって物凄い行列ができている。湿度はないけれど日差しが強いので熱中症には注意。


ミュージアムパスで入れるけれど、荷物検査が厳重なため待ち時間がとても長くなる。

 ベルサイユ宮殿の中には教会もある。

ベルサイユ宮殿の拡張の歴史のVTRが時代ごとに放映されているが 、そのうちの一つがフランス革命勃発で終わるのでとても面白い。
 鏡の回廊。これぞヴェルサイユ宮殿って感じですね。
 フランスの歴史のなかで重要な戦争の絵が飾られている。
もちろんナポレオンもいる。

ベルナドッテを見つけることができなかった。ルーブルにはいるのかもしれないが、自分の不勉強から見つけることができなかった。

宮殿を後にして、庭園の方に向かう。

 噴水の中に人に混じってカエル人間の像がいる。

 昼食。キノコオムレツ。

マリーアントワネットの離宮に向かう。プティ・トリアノンはマリーアントワネットが暮らした館。

 昔の人は座りながら寝たらしい。眠りが浅くならないのだろうか?

お金がない時代にマリーアントワネットが作らせた田園。そりゃ庶民の怒りを買うだろう。しかし、その時代の人が無駄遣いと憤っても現在では立派な観光資源として活躍していることを考えると、日本のハコモノも数百年したら観光資源に化けるかもしれない。「近代日本の大廃墟群」として。



 革命が勃発してマリーアントワネットが隠れた洞窟


グラン・トリアノンに向かう。ここに入るのも結構な列ができている。





一通り見たので庭園を散歩する。イベントなどがあるときだけ開く部分もあるので、見られないところもあった。



ヴェルサイユから駅に向かう途中で厩舎の馬車の博物館に行く。馬車がいかに豪華で巨大な物かがわかる。端末が置いてあり、馬車内部を見ることができる。



 葬式用の馬車

 馬の調教を行っているところもあるが、入れなかった。外から覗き見ることができる。

夕方になったのでパリ市街に戻る。
 Javelからみたエッフェル塔

木曜日なのでオルセー美術館Orsay museumは夜遅くまで開いている。もちろん荷物検査とかあるので、ミュージアムパスがあればあまり並ばなくて済む。


 学生の頃美術の教科書で見た絵を見るのは感動する。もっと美術史とか詳しかったらいいんだけど。中学の美術とか、俺みたいな不器用男子は美術の時間とか苦痛だから美術史とか勉強する時間にしてほしかった。あの程度の時間割で絵が上手くなるわけないし。


 ゴッホの絵の前には人だかりができている。
 個人的にはゴーギャンの方が好きです。ゴッホが耳切ってガチ引きして離れるとか普通な感性も持ち合わせていることとか。ちなみにあまり人だかりはできていない。


パリでの最後の晩御飯を食べる。せっかくだかワインを開ける。