2019年12月30日月曜日

2日目 マカオへ

さて、いいホテルに泊まっているので朝から思いっきりシャワーを浴びて昼までホテルの部屋でダラダラします。
テレビでCNNを延々と流していると急に画面が黒くなってから中国のPR映像に切り替わるので、おそらく中国共産党にとって都合の悪いニュースが流れているのでしょう。

ホテルからすぐ見える部屋からはメルセデスの工場が見えます。

昼くらいにホテルをチェックアウトし、地下鉄で蛇口港に向かう。
駅からフェリー乗り場まで行くバスがあるはずだが見つけられなかったので歩いていく。途中でバイクタクシーのおっさんたちが客引きしてくるが、どう考えてもバイクタクシーでスーツケースを運べない。
あるいてフェリー乗り場まで行くが意外と距離があった。

マカオ行きのフェリーはインターネットでチケットを買えるので事前に購入しておいた。片道250HKD

自動券売機にバウチャーのQRコードを読ませても反応しないので有人の販売所にバウチャーを持っていくと帰りの分も発券してくれた。往路分には搭乗券もついていて座席番号が書いてある。

少し遅めの昼食にする。

せっかく日本で用意したAlipayのツアーパスで使用しようとしたが、通信不良で使用できなかった。飯は普通に美味しかった。

 中国からの出国手続きを終え、フェリーに乗ってマカオに向かいます。

乗ってからすぐに眠りについたが、到着少し前に目を覚ました。揺れたから。少し酔う。

到着してマカオに入る手続きを行う。マカオのイミグレーションの外国人用はちょっと分かりにくい。スタッフは中華系ではなくポルトガル系の人たちなので返還後20年といえどまだまだポルトガルの影響はあると感じた。


さて、アウターハーバーのフェリー乗り場からは高級ホテル行の無料のシャトルバスが出ているので、高級ホテルに宿泊していない場合は、一番近い高級ホテルのバスに乗るとよい。

私の場合は主要な観光スポットに近いポンテ16行のバスに乗る。

ポンテ16から歩いて10分程度でホテルにつきチェックインする。
宿泊者がハチャメチャしないためか中国と違いデポジットが求められない。

すでに夜になり、銀行も閉まったので現金を用意するのをあきらめる。

さて晩御飯にする。
せっかくかつてのポルトガル領に来たのでポルトガル料理をいただく。
 ポートワインとポルトガル風焼き飯と。

マカオ、物価高くね?

2019年12月29日日曜日

1日目 深圳着

さて、まず羽田から関空に向かいます。

ANAで自動チェックインして、荷物を預けようとしたら、乗り継ぎがあるなら荷物は深圳まで送れるから別のカウンターに行くよう指示される。
いざ、そのカウンターで話を聞くとできないという。マジで二度手間じゃねえか。

少し腹が立ちつつ、羽田のラウンジでコーヒーをすする。

時間になったので保安検査に並ぶが、正月休みということもあり、国内線はかなり混雑している。

さて、関空までの飛行機だが、スターフライヤーとANAの共同運航便です。スターフライヤーは黒いシックな機体で外観はかっこいい。さて、機内だが、九州の航空会社ということでエンターテイメントは九州ローカルのものがある。設備はUSBポートがあるので充電もでき申し分ない。

そんなこんなで関空に到着する。
久しぶりの大阪です。
荷物を受け取り、深圳航空のチェックインをしようとするも、まだ時間が早いので、ベンチに座り1時間ほど待つ。中華系の航空会社のチェックインカウンターは団体客で激混みして非常にストレスフルなのでちょっとナーバスになる。

そうこうしているうちにチェックインの時間になってきたので列に並ぶと、意外と人も少なく、すぐに手続きできた。
早めに並んだからなのか、それとも中国人にとってシーズンではないだけなのか。(学生時代、研究室にいた中国人達は日本の正月も旧正月も中国に帰っていた記憶があるが。)

さて、搭乗券を発券できたので大韓航空のラウンジに行く。
13時前に入ったが大韓航空のダイヤの関係で14時までの利用だとアナウンスされる。15時過ぎの飛行機なのでそれで結構です。
さて朝飯も食べていなかったので昼食とする。いつもあるおにぎりがないので、シーフードヌードルをひたすら食べながらブランデーとウイスキーを飲む。昼から酒を飲み実に休日という感じだ。

さて14時になったので保安検査に向かう。
羽田の国内線とは打って変わって関空の国際線は混雑なしに通過した。

しかし、残念ながら滑走路が混雑しているため、飛行機が30分遅延していた。

まあ、30分遅れで出発です。
深圳航空は機内のモニターに中国のドラマだか映画が流れているだけで他のエンターテイメントはない。

機内食はまあ普通においしいです。

さて、深圳には19時少し前に到着し、19時過ぎくらいには中国入国です。

ホテルを予約したときに空港からシャトルバスがあると書いてあったが、どうにも見つからない。
空港の案内の人に聞いたらなんと調べてくれた。最寄りの地下鉄の駅と乗るべき路線を。
とても親切な感じです。

深圳の空港には名古屋の歌志軒がありとても懐かしい気持ちになった。

さて20時前ならまだまだ終電まで時間があり、安心して地下鉄に乗ります。
券売機はちゃんとおつりが1元硬貨で出てきます。(ハルビンの地下鉄のおつりは使えないのに1元紙幣ででてくるというポンコツっぷりです)

さて地下鉄に乗るときにも保安検査をうけます。前に来たときは飲み物も機械に通さなければならなかったのが、飲めばOKになったのですこしは治安がよくなったのではないか?

深圳の地下鉄は一駅一駅の間隔が広いなと思いつつ、30分くらい地下鉄に乗ってホテルの最寄り駅まで移動します。


久しぶりの深圳の街はギラギラしています。


さて今回のホテルは深圳航空のホテルです。

こんな高級ホテルに泊まるのは初めてじゃないですか?(前に深圳の安ホテルに泊まって大変な目にあったので非常に警戒している。)
ちなみにこのホテルは綺麗な人がたくさん働いているので非常に眼福です。

マカオ編

年末なんで海外に行きます。

正直、年末の飛行機は正月明けには取ってしまうので、

関空ー深圳間の飛行機は抑えてあるのです。

しかし、今回は転職して関東暮らしになってしまったから羽田ー関空間の飛行機も新たに予約する羽目になってしまった。

これが本当に関空ラストの旅行です。


それにしても、正月ですら地元に帰る気は毛頭ないのだ。
帰ってもやることないし。
地元に帰るのは普通の三連休とかでよくね?と思うのだ。

「正月だから。。。。」と何かと理由をつけたがるが、私にとってはまとまった休みでしかない。

さて今回は深圳からマカオに行くルートで旅行するのだが、本当は高速鉄道に乗って香港に行きたかった。
しかし、香港がバトルフィールドにいつなってもおかしくないので、ルート変更です。

大都市が密集してるので予定変更が容易でよかった。

まずは因縁の街、深圳へ

2019年8月16日金曜日

まとめ:ハルビンに5日間滞在してみて

ロシア人にの手により発展し、数奇な運命をたどってきた街、ハルビンに4日間滞在してみて、まとめ。

[物価]
中国の地方都市なので基本的にローカルの人が使うもの、ローカルのレストランとかスーパーの物価はかなり安い。
それと、多くの博物館などは入場無料(パスポートの提示が必要)だったり、かかっても20元程度だったりと安く済む。(この点では日本の博物館が高すぎるというだけなのだが。)
中央大街など主要な観光地では物価はそれなりになるので、お土産とかはスーパーかあるいは老舗デパート秋林公司で調達する方が良い。
もちろん、ロシア料理はローカルのレストランに比べると高め。

[治安]
地下鉄に乗るのに荷物検査があったり、博物館に入るのにも荷物検査があったりなど、危ない場面には出くわさなかったけれど、潜んでいる治安の悪さを感じる。夜遅くに出歩かなければ問題ないかと思うが、そもそも16時で博物館とかは閉まるし、飲食店も遅くまで営業している店も少ないので夜遅くに出歩くこともないと思う。ちなみに地下鉄の終電がかなり早いので、公共交通機関の最終を逃すリスクは高め。


[食事]
中国東北料理とロシア料理。中国東北部ということもあり、朝鮮料理もある。
中国東北料理のスタイルの餃子もあり、かなり腹持ちが良い。
ロシア料理はローカルの料理に比べて少し値が張るが、中央大街やスターリン公園といった主要観光地で食べることができる。
酒はハルビンビールがあり、なんと青島ビールより歴史がある。ロシア料理店ならロシアのビールも置いている。

[言語]
中国語。英語はちゃんとしたホテルでしか通じない。空港でも(しかも国際線ターミナルで)英語はかなり怪しい。(ロシア人の観光客も多くいたが、どうコミュニケーションをとっているのだろうか)

[みどころ]
ロシア人、ユダヤ人により開発された街並みなど、多種多様な建築様式と歴史


地下鉄とかまだまだ計画段階だし、街中いたるところで工事されてて行き止まりの道も多い。これからではあるが、10年後20年後が楽しみになる街だと思う。中学校の校舎と揶揄される国際線ターミナルも、近々、宮殿のような国内線ターミナルの増築に伴い統合され、さらに利便性も向上するようなので期待してます。


※2019年8月の情報です。

2019年8月15日木曜日

ハルビン 最終日

早朝の飛行機のため朝3時に起きる。

スマホのアプリや中国南方航空のウェブサイトで飛行機の様子が問題ないことを確認する。

4時前にフロントのニーチャンをたたき起こしてチェックアウトする。

中国の地図アプリ高徳地図では4時にはハルビン駅から空港行のバスがあると書かれている。

さて霧雨が降る中ハルビン駅に向かう。

ハルビン駅の空港行のバスが来るであろう所で待つが、バスは来ない。

5時ちょっと前になってようやく係りのおっさんがきて停まってる車を開けてチケットを売り始める。この車はあくまでチケット売り場で、大型のバスで空港まで行く。

1時間弱くらいで空港に到着。宮殿のような国内線ターミナル2階に到着するので、ターミナル内に入り(係りに検査される)、1階に移動する。1階から国際線へのシャトルバスに乗るが、この時間は利用者が少ないらしく俺が乗ったら1人しか乗客がいないのに出発した。

国際線ターミナル到着。

相変わらず地元の中学校をほうふつとさせるいでたちである。


さてチェックインしようとするも、大阪に台風が接近しているためフライトがキャンセルされたという。おい、ちゃんと中国南方航空のウェブサイトで確認してから来たんだぞ、ホテルの朝飯捨ててきたんだぞ!!ホテルの朝飯返せ!


空港のインフォメーションで振替の場合はこの番号にかけるように張り出される。

なんとかこの状況を打破しようとスマホのSIMを差し替えかけてみるも「没有~~~~」と言われつながらない。インフォメーションの電話を借りようとするも電話は内線しかないといわれる。(基本英語が通じないからものすごくコミュニケーションに苦労する。)

ここで妙案が思いつくフェイスタイムで日本にかけ、日本から中国南方航空に振替させればいいと。父に依頼。
しばらくすると南方で発行されたチケットじゃないから振り替えられないのだと。
転職活動のために今日中に日本に戻らなければならない。
デルタにかけても無駄だろうと思い、春秋航空で成田に飛ぶことを決意する。(本当にSIMカード用意しておいてよかった。)

幸いなことに春秋航空は預入手荷物がある。15kg。
中国南方航空じゃ20kg、30kgあったのにだいぶ減ってしまったので荷物を減らすことにする。食べ物を飲む食う。朝食もまだだったからちょうどいい。

ハルビン空港のチェックインカウンターは航空会社ごとに分かれているわけではなく、時間ごとに分かれているため11時のフライトのチェックインは9時なのでそれまで待つ。チェックインの1時間半前にチケットを購入できてラッキー。

チェックイン時にスーツケース内の酒類を確認されたり焦ったが無事にチェックインできた。

さてフライト自体は30分ほど遅れたが無事に成田まで飛んだ。

成田空港についてこれぞ国際空港という佇まいに安心。「ここなら英語も通じる」

2019年8月14日水曜日

ハルビン 5日目

朝からまあまあの雨が降っていたのでゆっくり起きて、ゆっくり朝食を食べる。
ホテルの朝食ビュッフェがまあまあ美味しいので素晴らしい。

さて、8時半過ぎに雨が弱まってきたので731部隊遺̪址に行く。
いつも通り博物館駅から地下鉄に乗り、新疆大街駅まで向かう。路線が延長された区間なので4元。
731部隊遺̪址は新疆大街駅から歩いてすぐにある。


ここでは、かつての731部隊の建物や廃墟を見学する場所と資料「等」を展示して731部隊の悪行に関する展示を行っている博物館がある。



 細菌兵器を研究していた建物の跡地

731部隊が撤収する際に破壊したボイラー棟。ナチスのアウシュビッツもそうだけど、戦争犯罪してる団体は撤収時に建物破壊する。やましいことをしていたという自覚はあったらしい。

さて、博物館では731部隊がどのような部隊で、どのような活動をしていたのか展示されている。解説は中国語と英語で記載されているので普通に展示から内容を読み取ることができる。ちなみに日本の部隊ということもあり、資料が日本語表記のものもあるのでそれをみるのも興味深い。

1941年までで細菌等の実験は終了したのに45年まで人体実験が続けられたり、731部隊がまれにみる高学歴部隊(将校の割合が群を抜いて高く、医師なども多くいたりなど)だったり、運動会的なものが部隊内で行われた様子の写真など展示物は興味深い。

非道なことをしたとされる日本兵が戦後、中国の研究者に記憶にないという文面の手紙を送っていたが、文中に簡体字が数か所見られるのはどういうことなのだろうか?

終戦後、米軍が研究資料など持ち去った点にしっかり触れていたので、ここが中国の博物館なのだと思い知る。

さて、近くにハルビンビールの博物館があるようなので行ってみようかと思ったが、どう考えても雲行きがよろしくないのでホテルに戻る。
だいぶハルビンの地下鉄にも慣れてきた。

さて、もう15時だけれどホテルの近くのローカルの店で昼食にする。

18元(前払い)の中国東北田舎料理を注文する。写真より多くね?写真より小さいとか少ないならわかるがめちゃめちゃ多い。15時まで昼めし我慢して空腹にもかかわらず3割ぐらい残してしまった。


ホテルに戻って荷造りする。

さて昼飯からあまり時間がたってないけれど晩飯にする。最後のロシア料理。
生演奏を聴きながらボルシチとビールを楽しむ。



中央大街を歩いていると食べ物を売っている店に行きあたる。店員がソーセージを焼きながら熱唱している。こういうのがあるのが面白い。日本じゃないものなぁ。



この前食べたのと同じアイスだけれど、お土産屋じゃなくて専門店で買う。これも最後と思うと名残惜しい。

2019年8月13日火曜日

ハルビン 4日目

何とか天気が持ちそうなので黒龍江省博物館に向かう。

9:00開場だがもうすでに長蛇の列。とりあえず最後尾に並ぶ。

並んでいるうちにどこが最後尾なのかわからなくなる。横入りされそうになったから文句をつけたりもした。喧嘩を始める人もいた。というか、ババア同士の殴り合い初めて見た。当事者同士でカメラで映像とるとかかなりガチだった。大陸怖い。

さて黒龍江省博物館自体は無料で入れます。こんなに並ぶのは身分証見せてチケットをもらわないといけないから。1時間も並んだ。

展示は黒龍江省の現在の生物、古代の生物から始まり、黒龍江省の歴史、ハルビンの鉄道の歴史や昔の街並みなど興味深い内容だつた。とくに金王朝やヌルハチがハーンとなり清王朝建国など本当に面白い。中国史もう少し詳しかったらなあ。







地下鉄博物館駅から地下鉄に乗る。
ハルビンの地下鉄は早いうちに開業した区間は2元で乗れる。新しく開業した区間は3元、4元。さて、券売機でカード(一回券)を買う。硬貨は受け付けてくれるが1元札は受け付けてくれない。5元札を突っ込むと1元札でお釣りをよこす。どうなってんねん。

手荷物と飲み物は検査されてから、改札にカードをかざして入場する。改札を出るときはカードを挿し口に入れる。


工程大学駅で降り、極楽寺に向かう。




ハルビンに来て初めてまともに入れる宗教施設ということで、入口の所に物乞いがたくさんいる。入場料は10元です。

さて、すぐ隣のハルビン遊楽園に行く。ここには旧ウペンスキー教会がある。遊園地の入場料5元。
 教会は古く中に入れないし、蔦に覆われている。

遊園地がもともとロシア人墓地だったためかすかに痕跡が残っている。

文廟に行く。ここも身分証を見せてチケットをもらうスタイル。



ハルビンの孔子廟だけれど、ほかの都市の孔子廟同様に博物館みたいな機能がある。特に黒龍江省の少数民族についての展示が面白い。

さて地下鉄で医大一院駅まで行く。
腹が減ったので遅めの昼食にする。
中国東北部ということで朝鮮料理にする。
朝鮮北部の料理といえば、冷麺ですね。
普通に美味い。普通に。

お土産類を秋林公司で買い込んでホテルに戻る。ちょうど16時くらいだった。
前の日36㎞も歩いていたので強烈な眠気が来る。晩飯まで昼寝をする。

晩御飯はロシア料理です。
中央大街の華梅西餐庁。すこし雑多な雰囲気の店でおばちゃんがホールを仕切っている。
ロールキャベツと羊の串焼き。ビールとともに最高です。

中央大街を散歩。音楽イベントをやっているらしく、生演奏や現地のアイドルなど見ることができた。夏のハルビンはいいですね。