2019年8月16日金曜日

まとめ:ハルビンに5日間滞在してみて

ロシア人にの手により発展し、数奇な運命をたどってきた街、ハルビンに4日間滞在してみて、まとめ。

[物価]
中国の地方都市なので基本的にローカルの人が使うもの、ローカルのレストランとかスーパーの物価はかなり安い。
それと、多くの博物館などは入場無料(パスポートの提示が必要)だったり、かかっても20元程度だったりと安く済む。(この点では日本の博物館が高すぎるというだけなのだが。)
中央大街など主要な観光地では物価はそれなりになるので、お土産とかはスーパーかあるいは老舗デパート秋林公司で調達する方が良い。
もちろん、ロシア料理はローカルのレストランに比べると高め。

[治安]
地下鉄に乗るのに荷物検査があったり、博物館に入るのにも荷物検査があったりなど、危ない場面には出くわさなかったけれど、潜んでいる治安の悪さを感じる。夜遅くに出歩かなければ問題ないかと思うが、そもそも16時で博物館とかは閉まるし、飲食店も遅くまで営業している店も少ないので夜遅くに出歩くこともないと思う。ちなみに地下鉄の終電がかなり早いので、公共交通機関の最終を逃すリスクは高め。


[食事]
中国東北料理とロシア料理。中国東北部ということもあり、朝鮮料理もある。
中国東北料理のスタイルの餃子もあり、かなり腹持ちが良い。
ロシア料理はローカルの料理に比べて少し値が張るが、中央大街やスターリン公園といった主要観光地で食べることができる。
酒はハルビンビールがあり、なんと青島ビールより歴史がある。ロシア料理店ならロシアのビールも置いている。

[言語]
中国語。英語はちゃんとしたホテルでしか通じない。空港でも(しかも国際線ターミナルで)英語はかなり怪しい。(ロシア人の観光客も多くいたが、どうコミュニケーションをとっているのだろうか)

[みどころ]
ロシア人、ユダヤ人により開発された街並みなど、多種多様な建築様式と歴史


地下鉄とかまだまだ計画段階だし、街中いたるところで工事されてて行き止まりの道も多い。これからではあるが、10年後20年後が楽しみになる街だと思う。中学校の校舎と揶揄される国際線ターミナルも、近々、宮殿のような国内線ターミナルの増築に伴い統合され、さらに利便性も向上するようなので期待してます。


※2019年8月の情報です。

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